野鳥について
Bridge for the Birdsでは、野鳥の保護や相談は行っておりません。
当団体はペットのインコ、オウム、フィンチを専門としています。
しかし、野鳥に関するお問い合わせが多いため、以下の情報をご参照ください。
ヒナの野鳥を見つけた場合
かわいそうでも、拾わないでください。
1. 親鳥が近くにいる可能性
・ ヒナが地上にいるのは、餌をとる練習をしている場合が多いです。
・ 親鳥は人間がいなくなると迎えに来ることがあります。
・ 巣から落ちたヒナも、親鳥が物陰に誘導して餌を与え続けることがあります。
・人間がいると親鳥は近づくことができません。
2. 人間ができること
・ 危険な場所にいる場合は、ヒナを草むらや安全な場所に誘導などで移動させてください。
・ その後、場を離れてください。
・ やむを得ずヒナを素手で触った場合は、手をよく洗ってください。野鳥には病原菌が付いている可能性が非常に高いです。
3. 保護しないでください
・ 保護すると親鳥にとってあなたは「誘拐犯」となってしまいます。
・ 小鳥の病院ではこういった野鳥を受診させてくれませんし、家に他の小鳥がいる場合は病気をうつすリスクがあります。
・保護されないことでヒナが死んでしまっても、それは「自然淘汰」であり、厳しい自然で生きる中では仕方がないことです。
成鳥の野鳥を見つけた場合
1. 勝手な保護は法律違反
・勝手に保護すると「鳥獣保護法違反」になります。
・野生動物対策課の野生鳥獣係に連絡してください。
2. 怪我をしている場合
・個人で保護する場合でも必ず野生鳥獣係に連絡し、
一時的な保護に留めてください。
・窓ガラスに当たって脳震盪を起こしていて意識がない等の場合も、
危険がない場所に避難させるだけにしてください。
怪我をしている珍しい野鳥は?
以下の鳥の場合は
環境省の北海道地方環境事務局
釧路自然環境事務所、最寄りの自然保護官事務所へ連絡してください
【希少野生動物指定・北海道の野鳥】
タンチョウ、シマフクロウ、オオワシ、オジロワシ等
「ワシのような気はするものの種類まではわからない」などの場合も一度連絡するのがよいかと思います。
【保護とならない鳥の一例】
ハシブトガラス、ハシボソガラス、ドバト、キジバト
スズメ、オオセグロカモメ、ウミネコ等
当団体では野生の鳥の保護や相談は一切行っておりません。
以下の野生鳥獣係へご相談ください。
北海道 生活環境部 自然環境局 野生動物対策課 野生鳥獣係
【住所】 〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目
【電話番号】 011-231-4111
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。